2010年4月25日日曜日

経営者の皆様。CMSは便利ですが、万能ではありません。:CMSの導入に関して

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経営者の皆様。CMSは便利ですが、万能ではありません。
確かに、CMSを導入すればなんとかなる、と万能に感じる事もあります。
しかし、イロイロ問題もありますし、そもそも丸々フルにCMSの導入が必要かというところが問題です。
今回は、このCMSについて考えてみます。


1: CMSとはどんなもの?


CMSが万能かどうかの前に、その便利さを用途の点から確認します。

ブログの普及に伴い、CMS=ブログというイメージが強くなっています。
実際、クライアントにご説明する際に引き合いに出すのはブログの話かと思います。

一般的にイメージしやすい反面、ブログは手軽で便利なツールというイメージが出来やすいのでは無いでしょうか?
しかも、無料で使えるものが多くあります。

現実はどうでしょうか?

CMSはそもそもコンテンツマネージメントシステム(Content Management System,)の略です。
この言葉を簡単にすると、サイト内の文章や画像を、機能的に管理運営するシステムといえます。
そのため、CMSは従来社内環境で導入されるオフィスツールの側面が強いものでした。

しかし、このCMSの仕組みは汎用性が高く、外部への公開に向いていました(そういう機能の有無はシステムごとの差異ではありますが)。
なによりCMSは、HTMLやJAVA等を知らない人間でもちゃんと使えるという点は、とても大きな利点でした。

一般の人間が使えるという事は、CMSの利用人口の増加を示唆するものです。

2: CMSは便利か(システム編)


 
CMSは、もともとが管理に優れたツールです。
その為、用途によっては最適なツールとなります。

ひとことで言えば、利用に関しては「便利」です。

反面、企業で利用する場合、CMSの導入や移行に際しては非常に大きな問題が伴います。


一番問題なのは、オリジナルで開発されたCMSであり、開発費と規模が莫大な程深刻さは増します。
メンテナンスに時間がかかりますし、機能的に古くなってもおいそれとリニューアルは出来きません。
しかも、リニューアルに際してサーバーを移転させようものなら、データの移行でどれほどの経費がかかるやら・・・。


このCMSの問題は、特別なスキルを持たない一般の人が使える便利さと引き換えの不便さです。
企業の業務用であれ個人であれ。
社内用であれ社外用(WEBサイトとして公開)であれ。
逃れられない問題です。

3: CMSは便利か(運用編)



実は、CMSのこの点をクライアントにご説明するのが大変です。
前述したCMSの移行の問題ではかかる経費をさせば納得でしょうが、運営に関しては違います。

なぜなら、通常社内にいる人間を指名してCMSを運用させるため、追加の経費というものが明示的ではないためです。

この問題は、機会損失の考え方を用いての説明か、より身近な内容に置き換えて説明するしかありません。

3-1: CMSは便利か(運用編):機会損失


機会損失の考え方は、大雑把にいうと以下の通りです。

<状況>
・Aという内容で長年仕事をしている人がいる
・そこにBという全く違う内容の仕事を支持する
・この人の仕事の処理速度は、Aが1に対しBが5である

<結果>
Bの仕事をする事により、Aの仕事ができず、且つBの効率が悪い為に総合して仕事がおくれる。

これをCMSの導入にかかるコストで現すと・・・。
CMSの運営を行う為に、導入前にできていた仕事ができなくなる。
CMSの運営と、そのできなくなった仕事の重要性を比較し、なくなった仕事の方がより重要であれば、CMSに割いた時間は損害であると言えます。


もちろん、CMSの導入初期は手間取って損害が膨らむでしょう。
このマイナス面がCMSのコストとして反映される訳です。

3-2: CMSは便利か(運用編):投入する時間


では、CMSの導入を考えた際の身近な内容とは何か?

これは非常に単純です。

運営者の時間とモチベーションが現実的に確保できるのか?ということです。


導入前のクライアントからのお話では、9割以上出来ると考えています。
ただ、その中の半分以上は、出来ると明言した本人が運営をしないのです。
つまり、現実にやる人間が判断してはいないので、非常に不透明です。


日々の仕事時間のなかで作業が増えるのはかなりの負担になりますし、その作業を続けるには相当のモチベーションがいります。
これは精神面のケアに関わるとても深刻な問題なのです。

この問題に関しては、実際にやってみないと確かに予測が出来ません。
が、前もって運営者と話をし、可能性としてどうなのかを探る必要があります。
くわえて、危険な状態になったときのサポート案もあればOKでしょう。

4: CMSをどう使うべきか。


では、CMSを導入して、どう使うべきか?
この点に関して、私なりの考えがあります。

もちろん、基本は状況によるのですが・・・。


詳細は、又次回に。

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