2010年4月28日水曜日

ECサイトの商品詳細ページについて

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ECサイトの商品詳細ページについて、常々思っていた事を書いてみます。
ECサイト検討中にいろいろと見たのですが、どれについても感じていた事です。
特に、他対楽天と言う感じでしょうか。
ECサイトの商品詳細と言う、売る為の核となるような部分に関してどこも同じ問題を抱えているように感じます。


1: 楽天とその他の違い。


今回は、システムの詳細な検討や、モールとしての比較は省きます。
ECサイトの商品詳細というテーマについてのみ書きますので。

まずは定義を。
ECサイトの商品詳細と言うのは、買い物かごのある各商品のページです。
トップページや買い物かごの行程ではありません。
この商品詳細を見て閲覧者は購入を決める可能性は高いので、非常に重要だと言えます。

まずは一般的な状態を確認します。

1-1: 楽天以外の商品詳細。


基本的に大きめのメイン画像があり、サムネイルが数個ついてます。
文章はその下又は横にあり、その下に購入ボタンがあります。

サムネイルを操作する事により大きめの画像が入れ替わりますし、文章量もかなりの量が突っ込めます。
一見、何の問題も画面です。
事実、このレイアウトで売上を上げているサイトの数は限りないでしょう。

1-2: 楽天の商品詳細。


では、楽天はどうか?
基本的な部分は同じです。
もちろん、各ブロックとして作成した文章や画像は位置が変更できますし、かなり自由に入れ替えられます。

ですが、問題はそこではありません。
各商品ページを、かなり作り込めるという点において、他と一線を画しています。
この点はメリットと同時にデメリットをもたらしています。

2: 楽天の商品詳細の特徴は。


商品詳細が作り込めると書きましたが、具体的にはインラインCSSを用いて、HTMLの編集が出来る点です。
使用タグに制限はありますが、初級のデザイナースキルで十分変化がつけられます。

この自由度により、文章と画像を入り組ませられ、よりインパクトある商品詳細ページを作る事が可能となるのです。
一例を挙げれば、商品画像を背景画像のとして使用し、その上にテキストを並べることが出来ます。
これは、表現の手段としては他のシステムには無い事だと思います。

結果、1ページに対する入れ込み具合が間違いなく高まり、ページから伝わる熱意やアピールポイントが強調されます。

 店頭に立ち、道往く人に声をかけられないWEB上のECサイトとしては、これが出来るか出来ないかが非常に重要です。

単なるデザインという点ではなく、商売上の利点として捉えるべきものです。

なお、最近は楽天動画の使用も可能ですので、その点もメリットとしてあげられます。
導入が簡単ですし、トラフィックを気にする必要もありません。
加えて、どうやらアフィリエイトにも利用されるみたいですし。

現在は無料ですが、今後はまず間違いなく有料に移行する点が大きな問題ではありますが。
費用対効果を考えて、継続か終了かの決断をする時が来るでしょう。

3: 楽天の商品詳細のデメリット。


上記で書いた点の前提の部分に、大きなデメリットがあります。
すなわち、編集にCSSやHTMLの知識とデザイン能力がいると言う事です。

もちろん才能によりますが、店舗デザイナー無しで作る店は、やはりあか抜けないものです。
そもそも、基礎工事が手抜きになるでしょう。
それでは、商品を売る前に逃げられるような店構えになってしまいます。

こういった専門知識が無ければならないのは大きな問題なので、他のシステムではこの点を簡略化し、デザインも簡略化しているはずです。

ジレンマですが、簡単に作れるページより、労力のかかるページの方が効果が高くなるのであればどちらを求めるべきなのか・・・。

4: 結論。


と、ここまで書いておいて矛盾はしますが、別の視点からの結論を。

楽天のページは現在でもデザイナーの間では不評です。
立てに長く、ナビゲーションは稚拙。
文章に味が無く即物的。
色見もバーゲンセールのよう。

しかし、そういうページがだから売上が上がらないと言う事は、楽天では完全に否定されます。
もちろん、唯一の必勝デザインと言う訳でもありませんが。

現在では、楽天の影響で立てに長いサイトも受け入れられるようになってきたいう考えもあります。

 故に、デザインに優れているから利益が上がるわけでは無いのです。

ビジネスのゴールを考えつつ、自分のポリシーにブレが無い範囲で考察をするべきでしょう。
社名と同様に商品詳細にも、当然ブランディングは影響しますので。

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2 件のコメント :

  1. 楽天の商品ページを開くと
    商品画像だけじゃなく、吹き出しとか無駄な画像がズラズラーッと縦に並んでてホント見にくいです。
    欲しい物があったのに購買意欲が失せるし、
    小さいモニタのノートパソコンで見るのキツいです。
    私がデザインをしたした事ない人だったら、あのドギツイ画像にそそられて衝動買いするかな〜?
    デザイン悪くてもいいから、購入ボタンまですぐたどりつけるようにしてほしいな、と思いますね。
    あれは視覚障害者にも不便かも・・・

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  2. コメントありがとうございます。

    私自身、楽天でものを買うときはデザインを無視して買ってます。
    比較検討もしづらいですし、何ピクセルだ!と突っ込みたくなるようなどでかいフォントサイズ(しかも画像)にはげんなりです。

    ネットブックとかなら大変ですよね・・・。

    ただ、アクセシビリティやユーザビリティなどを全く無視したサイトでも売上があるという事実は重要です。

    自分をよく戒めるのですが、クライアントの利益とデザイナー的視点は直結していないと思います。
    むしろ、店舗マネージャー的視点にデザイナーの視点を追従させる必要があるのではと。

    ちょっと、まとまり無くなってしまいました。
    また、後日考えをまとめて、駄文をUPすることにします。

    ついでに、自分なりによさげな商品詳細が面を持つサイトの具体例をもっと探してみます。

    返信削除