2010年7月4日日曜日

楽天的ECサイトのデザインについて

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楽天的ECサイトのデザインはなぜあんなに評判が悪いのに売れるのでしょうか?
より正確に言えば、売れていると言われている、ですが。
楽天の商品ページには系統だった特徴が見られやすく、例外は少ないように思えます。
現在日本でもっともメジャーなECサイト(の集合体)楽天の事例は、他に活かせるのでしょうか?


楽天のページデザインの特徴


楽天のページデザインは、デザイナーにはすこぶる評判が悪いようです。
かくいう私も嫌いですが。

悪評の最大の原因は、そのページの長さとテキストにあります。

楽天のページの長さに規定は無いようで、10画面ぐらいの長さのページも見受けられました。
内容としてはテキストもALTもほとんどなく、ひたすら画像で構成されている物も多くあります。
もちろん真逆のテキストのみというデザインもありますが。

構成の特徴として、扇情的な広告が多く使われる点もあげられます。
広告は安さや特徴を目立てば良いと言う感じで配置し、楽天の設定する広告バナーをこれ見よがしに貼付けます。
実際はどうなのか定かではありませんが、売上で表彰されている店程この傾向は強いように思います。

楽天のデザインで商品は売れるのか


では、こういった楽天のデザインを他のサイトに用いれば売れるのでしょうか?

楽天は確かに収益をあげているサイトが存在するようです。
一度あたればという理由もあるでしょうが、継続的に売り上げているお店もあるでしょう。

論拠としては○○年連続受賞という文言が有る事です。
収益が無ければ何年も出店を続ける事は出来ないはずです。
他事業の収益を当てている場合も考えられますが、全店がそういう恵まれた運営をしているとは思えません。

さて、ここで重要なのは楽天と言う存在です。
楽天で店を出している店すべてが、デザイナーに依頼してページを作る訳ではないでしょう。
特に楽天の初期においては、素人がデザインをしている店がほとんどのはずです。

そんな状況下で何年も楽天は成長し店舗数を増やしてきました。
その年月が、初期のお店を基本とする伝統的デザインを形成したのだと考えられます。
つまり、自分より古いあのお店がこのデザインだから真似しよう。という具合にです。

加えて、楽天は楽天ポイントで顧客の取り込みに成功し、楽天というネームバリューを築き上げました。
そのネームバリューが現在ではとても有効な武器となり、集客に貢献しています。

これらの点から、楽天のデザインが売れるデザインではないことは推測できます。
楽天に出店しているから、あのデザインで売れるのです。

楽天以外で同じデザインを取り入れる場合、高い確率でそのECサイトは失敗するでしょう。

楽天デザインの重要性


楽天では、楽天の特徴である縦長で扇情的なデザインが売れる条件として重要なのでしょうか?

おそらく重要ではありません。
理由は、楽天の性質に有ります。

楽天は買い物をする場所として作られ、利用者も買い物をする為に利用します。
買い物の対象は決まっている事が多く、後は買う場所を選ぶだけということが多いのではないでしょうか?

店の選択をする段階であれば、気になるのは価格と決済や配送等のサービス面です。
ページのデザインに意識が向かわない状況が、通常の状況なのです。

ともかく価格を目立たせ、ポイント倍率を前面に出してお得だとちらつかせることこそ重要になります。
これらの言葉をどれだけ客に強く見せるかと言う意味でのデザインは必要ですが、それ以外の意味ではデザインの重要性はとても低いと言わざるをえません。



結論


楽天に出店している店のデザインが、楽天以外でも売上に貢献するのかと疑問をお持ちの方。

その答えは、貢献しないです。
ターゲットや商材によるので一概にはいえませんが、まず貢献はしないはずです。
なぜなら、楽天に出展する事は無いのですから。

近年縦長の画面がユーザーに許容されるようになったといわれますが、これは楽天の功績ではありません。
ユーザーがさまざまな形のサイトに対応できるようになった事と、表示速度の向上が原因だと思われます。

楽天の成功を追えば、うまく行かない可能性が高い事を理解するべきです。

楽天市場関係まとめ

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