2010年7月24日土曜日

独断的な最近のSEOの流れ

スポンサーリンク

最近のSEOの流れに思うところがあるので書いてみます。
内容はかなり簡単です。
ただ、以前とは明らかに状況が変わっているように思います。
もっとも、SEOの営業の電話を日々受けている会社さんにはこの変化の波はなかなか届きそうにないんですが...。
届けるべく、SEO業者以外の人(制作とか?)ががんばらねばいけないのかも?

なお、「以前」の事を書いている部分が要らない方は、本題のあたりをどうぞ。



SEOとはキーワードに紐づけたリンクを張る事だ!


以前のSEOというのは、万単位のリンクを売買しているようなイメージでした。
内部対策には手を触れず、ともかくにリンクを張る。

SEO業者であれば、どれだけリンクを張る為のサイトを持っている(知っている)かにかかっていた訳です。
場合によっては、本当に強いリンクジュースを持つサイトにリンクを張ってもらう事もあったでしょう。
また、自社のページランクをあらゆる手で向上させ、その自社サイトを元にリンクを張る場合もあったでしょう。
他にも、ともかく相互リンクをめざしたり、ワードサラダによるスパムサイトを増産したりとありとあらゆる方法でリンクを増加させました。

どれも、根本は

リンク付けて順位を上げる

ことを目的にしていました。

SEOに有効なのはリンクの数!


リンクの質が問題にされる事もありましたが、この場合の質とはページランクの意味で、内容の関連性はそれほど重視されていなかったのではないでしょうか?

特にSEO業者が張る万単位のリンクを考えると、該当のサイトとちゃんと関連しているリンクで構成されているとは思えません。
仮に全てが関連性の高いリンクであると考えると、その会社は各業種ごとに万単位の良質なリンクソースを保持している事になります。
現実的に考えてこの数は無理ですし、質云々を言えるレベルではないはずです。

つまり、SEOに有効なランクの高いサイトを含むリンク一万本というのは、結局有効でないリンクの固まりに過ぎません。

こんなリンクが有効です!


有効なリンクとして、サテライトサイトや無料ブログの量産やブログパーツ等への隠しリンクなどが積極的に勧められました。
また、IPの分散が有効であればそれを売りにし、サブドメインからの方が効果が高いとなれば大量に作り込むなど流行に対応するように次から次へと有効なリンクといわれるものができてきました。

そのいずれも、

リンクさえあれば上位に表示できる

という考えを元にした行動でした。

この辺りの問題については、以前書いたSEO業者との話し方のあたりが関係すると思います。

過去のSEOは悪か?


現在に視点を移して見ると。

現時点では過去のSEOの多くに問題があります。
いわゆるスパム行為がほとんどであり、検索の質を落とす物でした。

しかし、過去のその時点時点での検索エンジンの振る舞いに対応したにすぎず、当時の状況を考えると一概に悪いとは言えないのではないでしょうか?

むしろ、その小手先のテクニックを誇大表示し、クライアントに間違った認識を植え付けて洗脳してしまった事に問題があると思います。
リンクを買わなければ順位が上がりませんとか、1万本のリンクをはれば万事解決ですみたいなセールストークとSEOに対する姿勢が問題なのです。

過渡期の方法である事を認識し、手段の1つに過ぎない事を理解した上で、クライアントへ説明して契約を取る。
これを行っていれば、SEO業者はSEOのスペシャリストとしての足場(あくまで足場に過ぎませんが)を得たかもしれません。

そして、最近のSEOの流れ


では、最近SEOはどうなのか?

最も重要なのは、ここまで書いて来た過去のSEOには存在していなかった視点を得た事です。
その視点とは、

SEOは手段に過ぎない。必要なのはサイトの目的を達成する事

という視点だと思います。


サイトの目的という点では、最も分かりやすいのは売上です。

SEOの目的である上位表示は、その為の手段の1つに過ぎません。
もちろん、過去のSEO手法の効果もまだあります(リンクで評価する事をやめない限りは)が、そのSEOがもたらすものはアクセスUPでしかありません。
過去ではそれでよかったかも知れませんが、現在では上位表示が全てでは無いのです。

例えば。
売上を上げる為には、大通りに店を出す事はいくつかの選択肢の1つでしかありません。
もしも売上UPの最たる理由になるのであれば、大通りで潰れる店はあるはずがありません。
しかし、現実には店はどんどんつぶれます。
客の目に触れる事は強みではありますが、それだけでしかありません。

売り上げという目標をゴールに置くと当然必要となるのは、売り物の質や種類(コンテンツ)、顧客層(ターゲット)、サービス(デザイン・ユーザビリティ)、場所(検索順位)などなど数多くの要素が必要になります。
SEOも同様で、SEO以外の要素を加味しながら進める必要があるのです。
一要因である立地だけを売り物にして、さも立地で稼げますと吹聴していては役に立つはずもありません。

前述のように、最近のSEOはSEOという枠の中で完結するものではなくなっています。
反対に、サイトの目的(ゴール)を達成する手段の中に組み込まれていると言えます。
アクセス後のユーザーの振る舞いを誘導する事はもちろん、アクセスしてくるユーザーの絞り込み等のマーケティング要素にも関係しているからです。

SEOと言葉にする時は、他の要素との関連をふまえて話さなければならず、それができないと過去のSEOという事になるのではないでしょうか?

結び


SEOはブラックな部分を切り捨て、きわめてクリーンな方向に純化して来たのでしょうか?

私は違うと考えています。
只単に、誰の為の、何の為の作業なのかというごく自然な視点を持ったに過ぎないのです。
ですから、SEOのブラックな部分もその目的達成の為には許容するべきですし、背中合わせのリスクも負わなくてはいけません。
SEOのブラックな部分無しでいくのであれば、また違う方法を適宜導入するだけの話です。

しっかりとした視点を持てば、手段を選ぶ事が出来る。
SEOはそういうごく普通の状態になって来たのではないでしょうか?

今回のこの結びの部分を読んで、当たり前のことを書いていると感じてもらえるならば。
SEOの進んでいる方向は、この記事の方向と同じと言えるかもしれません。

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿