2010年8月7日土曜日

資料の探し方(書籍編)

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引き続き、資料の探し方の書籍編です。

主に無料で手に入る図書館等にある資料を中心に紹介していきます。
有料かつオーダーメイドで提供される調査会社の資料は確かに有益なのですが、何時でも気軽に頼む事はできません。
場合によっては、調査依頼の為の調査に図書館の資料を使うこともあるでしょう。



基本的な探し方


基本的に統計や名簿類は「参考図書」と呼ばれています。
通読するのではなく、部分を参照するという意味合いです。

調査をする際にはこの参考図書を積極的に使用します。
時には数冊の参考図書で事足りる場合すらあるので、とても重要です。

この利用方法のため、通常は一般的な書籍とは場所を分けておかれている事がほとんどです。
そしてその配架(本を配置すること)場所はほぼ間違いなく職員のいるカウンター付近です。

ただし、参考図書室のように専用の部屋がある場合はそちらにあります。

便利な探し方


何はなくともその分野を知りたいというような場合は、以下の言葉が付く本を探して下さい。

  • 便覧
  • ハンドブック
  • 白書
  • 辞典・事典

これらは包括的な内容ですので、その分野についての基礎的な事柄が詰め込まれています。
運良くその分野の便覧を見つけられたなら、一次調査はとても楽になるでしょう。

また、上記の本以外でも全体をまとめたような内容の場合、有効な使い道があります。
その内容がどれほど薄くてもです。

情報がまとめられた本の中には個別に引用されたデータが記載されている事が多く、出典がほぼ間違いなく記載されています。
WEBでは書かれていなかったり、書かれていても情報がばらばらだったりしますが書籍はほとんど統一されています。

実際に使い方は、まとめられた本を入り口にそのデータの出典を辿るという方法です。
この過程で該当のデータの最新版を見つける事も出来ますし、意外な分類を発見し見落としを埋める事も出来ます。

資料の調べ方を調べる時は、国立国会図書館のリサーチナビが一番まとまっているので、そちらも参照すると分かりよいでしょう。

有効な書籍一覧


以下に独断で有効だと思う書籍を列挙します。
なお、調べ始める段階のものを記憶に頼って選んでいます。
この辺りを見れば次に何を探せば良いかが分かるはずです。

いくつかは古い年度で改訂が止まっていますが、データを辿る際には有効です。


総合・包括的
  • ブリタニカ国際大百科事典
    :ティビーエス・ブリタニカ
  • 広辞苑
    :岩波書店
  • 民力
    :朝日新聞社
  • 日本国勢図会
    :矢野恒太記念会

統計
  • 日本統計年鑑
    :日本統計協会
  • 統計情報インデックス
    :総務省統計局
  • ビジネスデータ検索事典
    :日本能率協会総合研究所マーケティング・データ・バンク
  • 官庁統計徹底活用ガイド
    :日本能率協会総合研究所マーケティング・データ・バンク
  • 民間統計徹底活用ガイド
    :日本能率協会総合研究所マーケティング・データ・バンク

アンケート
  • アンケート調査年鑑
    :並木書房

名簿
  • 名簿情報源
    :日本能率協会総合研究所



結び


改めて少し調べてみると、刊行年度が古い状態で止まっている本が多くありました。
いくつかはネットに移行したり統廃合されたりのようですが...

そのまま消えてしまっている本も多くあります。
非常にもったいないと思います。

また、冒頭で図書館の資料は無料と書きましたが、図書館の資料は税金で購入されています。
厳密には無料ではありません。
しかし利用に際して追加的に料金は発生しませんので、利用は無料です。

有益な情報を提供できるから税金を投入しているので、有益な情報が提示出来なくなれば図書館はどうなるのか。
新しい本が発行されず、収集もされないから有益性がない。
このように判断されて図書館をなくす決断が下される日も、そう遠くないのかもしれません。

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