2010年10月8日金曜日

長いページはコンバージョンに有効?

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10月7日にUSTREAMでライブ放送されたIAチャンネル。

清水誠氏(楽天株式会社 アクセス解析・最適化推進リーダー)がホストをつとめる放送で、とても興味深い話が伺えました。

この回の内容はあくまでページの改善だったのですが、その中で楽天の長いページについて一言ありました。
今回の記事はそこから考えたことを書いてみます。
140文字では無理でしたので。


IAチャンネルの内容


今回の件のきっかけは放送内の一言に過ぎないのですが、いろいろな意味で参考になる放送でしたので、お時間があれば最後までご覧下さい。

WEB協会の皆様。お疲れ様でした。 特に代表の森川氏の精力的な活動によって、こうした内容の放送が見られる事は嬉しい限りです。 ありがとうございます。

長いページのコンバージョン

さて、きっかけである清水氏の一言は以下のような内容でした。
短い画面で全てスクロールされたものより、長い画面だけど、すぐほしい情報が見つかる方がコンバージョンが高かった
この発言はパッと出た発言であり、比較の一部を取り出したに過ぎない感じです。 つまり、多くに当てはまるデータと言う事ではないと思います。 その上で実際に上記の内容が適用できるのであれば、と考えてみました。 すると、それほど特異なデータではないのではと感じた次第です。

長さは関係ない?

前述の言葉を聞いて考えた事は、ページの長さは関係ないんじゃないか、という事です。 極端に言えば、欲しい情報がページ上部にあれば短かろうが長かろうが同じ事に思えます。 コンバージョンにつながる引き金は、ユーザーの行動を決定づける情報です。 商品価格や送料や決済方法、商品の素材や大きさや色、製造元や作り手などの環境などなど。 このようにユーザーの行動を決定づける要因は、ユーザーごとに様々です。 であるなら長さではなく、その情報の有無が最も重要だと考えられます。 設定したターゲットの要求を満たす情報を提示できていれば、コンバージョンにつながるはず。

長さによるコンバージョンの違い

前述をふまえて上で、ページの長さに問題を戻してみます。 長さには意味が有るのか無いのか? 全くの私見ですが、違いはあります。 結論から言えば質の違いと言うべきではありますが。
短いページの場合
短いページはPPCのランディングページのように、訪問するユーザーの属性に特化したページだと言えます。 ユーザーの属性に合致する限りコンバージョンは上がります。 最適化したページはととても強い。 だだ、それ以外の属性のユーザーには訴求力がとても弱まります。
長いページの場合
長いページは情報量が豊富な場合が多いです。 情報量が多ければそれだけ多くの属性のユーザーの要求を満たす事が可能となります。 特定の属性に向けた訴求力は低下しますが、幅広い属性に訴求が出来ます。 ただし、コンバージョンを上げるには重要な条件があります。 情報を整理し、ユーザーが発見しやすくしなければなりません。

楽天は長いページで利点がある

楽天は長いページであっても、他のECサイトと比べて大きな利点が有ります。 それは、楽天内のどの店舗であれ情報の並び順がほとんど同じ作りだからです。 買い物かごや個数やサイズはほとんどページ下部にありますし、送料や決済方法などの詳細はフッター部分にまとめられています。 結果、ユーザーが情報を探す際に迷う可能性が減ります。 少なくとも楽天ユーザーは基本構造を理解した上で詳細な情報を探しているはずです。 ヘビーな楽天ユーザーであればある程、情報を探すスキルは高まり、楽天の多くの店舗でその経験は活かされます。 お決まりのパターンが明確な楽天には、この様な有利さがあるのではないでしょうか?

結び

今回の長いページは、同じ情報を無意味かつ適当に繰り返したり、文字を引き延ばしたようなページを意図していません。 もちろん20画面以上も続くような極端な長さもです。 そんなページは論外です。 多数の必要な情報を、必要なだけ格納した長いページであれば有益だというだけです。 ページの長さについて以前も書きましたが、シンプルで必要最小限に削ったページだけが、高いコンバージョン率を上げる訳ではないはずです。
楽天市場関係まとめ
楽天市場関係まとめ

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2 件のコメント :

  1. 「初心者は楽天、
    ネットショッピングに慣れた人はAmazon」
    と言われたことがありますが、
    初心者にはどっちも厳しいかもしれませんねー。
    あの、くそ長いページにも慣れてきましたが、同じ情報を無意味かつ適当に繰り返したり、画像が大きすぎるサイトはやっぱり見ていて疲れます。

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  2. コメントありがとうございます!

    なるほど、確かにアマゾンは慣れた人ですよね。
    あれだけ大量の商品をタブ1つで区切っている訳ですし...。

    初心者は物量に圧倒されそうです。

    楽天で個人的に一番嫌いなのは「お前のfont-sizeは何ピクセルだ!?」というぐらい大きな文字です。
    見た瞬間イラッと来ます。

    でも、コレが一般的な意見だと断言できない恐ろしさはあります。
    実は自分だけ、あるいはこの業界だけが嫌ってるんでは無かろうかと...。

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