2010年10月23日土曜日

「文字組みとレイアウト」を読んでみた

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文字のレイアウトを学ぶ為に本を物色。
中身をぱらぱら見て、一度見た本を何度かかわるがわる見る事しばし。

タイトル的にはど真ん中の「文字組みとレイアウト」を購入しました。


「文字組みとレイアウト」の書誌的事項


「文字組みとレイアウト」の著者などです。

  • 書名:文字組みとレイアウト
  • 編集:志賀隆生/北原志保/市川水緒 (オブスキュアリンク)
  • 発行所:株式会社ビー・エヌ・エヌ新社
  • 2008.12.22 初版第2刷
  • ISBN:978-4-86100-520-6

初版で第2刷。
2010年時点でこの本が書棚に並んでいると言う事は、最初の勢いがあまり持続しなかったからでしょうか。
発行所を考えると、雑誌で宣伝をかけた期間に売れただけ、とも推測出来ます。

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概要


この本に雑誌を中心とした実際の誌面をサンプルに、レイアウトの解説が書かれています。
見開き1ページで1つの雑誌の1誌面を解説する体裁です。

見開き左ページに写真が大きく使われており、華やかな印象。
右ページに誌面設計と文字設定の解説があります。

レイアウトの特徴から意図を推察し、各誌面から雑誌のコンセプトも簡単に説明しています。
文章量は多くないのですが、的確な説明が簡潔に書かれていて分かりやすい文書です。

感想


この本を購入した目的は、レイアウトの参照用です。

雑誌を本屋で見たり買って集めたりも良いのですが、一冊の本にレイアウト集としてまとめられている方が利用しやすいものです。
場所も撮りませんし。

見開きに書かれる情報の中でも、誌面設計と文字設定が勉強になります。

誌面設計には余白やフォントを元に「この余白でこのフォントならこういう感じ」という点が簡潔に書かれており、非常に分かりやすいです。
反面、深く知りたい場合には明らかに文書が不足していますので、レイアウト集的な使い方でなければ物足りないでしょう。

文字設定は本文や見出しやリードなどの文字設定が公開されています。
カーニングなどの数値も出ており、文字設定にどれほど気が使われているかが一目瞭然。
書体に至っては合成フォントが多く、雑誌のコンセプトの為にオリジナルの組み合せをつかっていることが分かります。

読んでいて、解説文意外からもいろいろな情報が得られる面白い本だと思います。

結び


雑誌のレイアウトがそのままWEBデザインに使える訳ではありません。
そもそも、雑誌のレイアウトを再現することが有効だという決まり事もありませんし。

しかし、WEBサイトでページ本文内のレイアウトを考える時。
結局のところ文字をどちらに寄せ、写真をどうはめ込むという問題に帰結します。
雑誌で行われている誌面設計と同じですね。

雑誌、といいますか書籍全体は長い歴史をもっています。
古いだけではなく、現在の流行もあります。
これだけ厚みのある情報であれば、参考にしない手は無いはず。

ちなみに、この本の最後には「ぴあ」や「TOKYO★1週間」などのぎゅっと詰まった誌面の解説もあります。
ECサイトでの一覧表示画面などで使える情報も多いのではないでしょうか。

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