2010年12月21日火曜日

「あのクライアントは何も言わない」では済まされない大きな問題。

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WEBサイトの制作を初めて依頼するクライアント。
依頼してくる会社にはそれぞれ違いがありますが、同じ特徴を持つ場合もあります。
そんな時は要注意。

特徴が同じであれば、同じ問題に起因している可能性が大ですから。


はじめてのホームページ


もはやWEB上に自社サイトを持つことが当たり前になった昨今。
それでも自社サイトを持っていない会社は多くあります。

そんな会社が初めて制作を依頼する際には、下記の二つのパターンに分かれるのではないでしょうか。

  • ひたすら要求を伝えてくる
  • 何も要求しない

どちらも良いサイトが欲しいという目的は同じでも、現れる姿勢が違います。

ひたすら要求を伝えてくる

ひたすら要求を伝えてくるクライアントの特徴。

WEBサイトに対する思い入れや期待感が強すぎて、スゴいといわれるサイトを作りたくてうずうずしています。
モチベーションが高く、打ち合わせにも熱が入り、必要なだけ時間を裂いてくれる傾向があります。

反面自分で仕入れる情報が多く、要求がころころと変わりやすくなります。
要求に対し毎回説明を行い、時には励まし時には説得する必要があります。

何も要求しない

今回の記事の主眼が、何も要求しないクライアントです。

表に現れる特徴は、ともかく否定しない事。
制作側が「これはどうですか」と聞けば、「いいですね」としか答えてくれません。

複数の案を提示した場合には非常に微妙な空気が漂います。
選んではくれますが、どうも強い思い入れも要求も感じないことが多々あります。

対応としては、ひたすら要求を伝えてくるクライアントと同じく話しをするしか無いでしょう。

何故要求を伝えないのか


何故要求を伝えないのでしょうか?
答えは非常に単純。
何も要求を伝えないクライアントは、

プロが作ってくれたものだから

と考えている場合が多いからです。

クライアントにやる気が無いわけではありません。
やる気が無いのに打ち合わせに参加するほど、お金も時間もあまってはいないのですから。

プロに頼む理由

やる気があるのに何故何も言わないのか。
言わない理由は、プロに対する「信頼」と「依存」です。

WEBサイトに関していえば。
制作のプロたる制作会社が出す案は、どれも「売れるデザインやシステム」だと信頼されています。

打ち合わせを重ねるごとに信頼は依存に変わり、制作会社に任せておけば自社の利益が上がるサイトが出来上がると考えるようになります。
依存に変わればますます何も言わなくなります。

こうして、最初から最後まで何も要求が出ない状態になります。
見積りで確認した制作費には、WEBサイトの成功までが含まれているわけです。

制作会社のするべき事


制作会社のするべき事は、こういったクライアントの誤解を解く事です。

もちろん、クライアントの利益になるページを作る必要がある事はいうまでもありません。
作り手のエゴ満載のサイト制作は論外です。

しかし、作っただけで利益の出るサイトはあり得ません
であるならば、その後の運用にかかっているはずです。

この点を説明しない、あるいは共通認識に出来ない状態が問題を発生させます。

必要な力

とはいえ、説明する事は簡単ではありません。

解決の為に必要な技術は制作技術ではなくて、「説明力」と「サポート力」です。

説明力は、読んで字のごとく相手に理解してもらう、あるいは理解させる事が出来る技術です。
営業職やディレクター職であれば充分に重要だと理解されているはずです。

そして説明するために必要なのが、制作後のサポート力です。
作っただけでは機能しないと説明するのに、「当社では作る事しかしません」では何が何やら。
専門の運営サポート会社とタッグを組むなら別ですが、自社のみであればサポートに力を裂かねばなりません。

結び


あのクライアントさん、何も言わないから作りづらい」等の言葉が飛び交う制作会社は要注意です。
問題の大きさが分かっていない。

売上を考えると作ってポイが一番効率的だとは思います。
しかしそれで評判が落ちて受注が減るならば、対応せざるを得ないでしょう。

以前の記事と同じような内容にはなりますが、やはり制作後に対する案が無いとクライアントの評価は上がらないのではと思います。
効率化するならばむしろ制作後の方です。
制作側にもクライアント側の「両方」にメリットがあるはずですから。

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