2011年5月17日火曜日

蜘蛛に捕われた蝶

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今回の記事は以前から感じていた事です。
とはいえ、今まで書いていなかった事を突然書きたくなって勢いで書いた記事、でもあります。
いつも通り個人的見解ですので、お時間のある方はさらっとお読みいただければ幸いです。



新しいものに触れる楽しさ


新しいサービスや仕組みが発表される時。

例えば、TwitterやFacebookが日本に入って来たり。
googleがgoogleショッピングをリリースしたり、Facebookがいいね!をつけたり。
Twitterのツイートを自サイトに導入出来たり、新聞の体裁で見られたり。

どのようなサービスであれ、最初に触れた時にワクワクする感じがありました。
WEBに詳しく無い人でも、新しいWEBサービスに触れる感動を大なり小なり感じるのではないでしょうか。

利用しているうちに使い方を覚え、楽しさが増す事もあるでしょう。
ソーシャルなサービスであればつながりも出来始めますし、楽しさは高まります。

ですがこれらがSEOやビジネスの文脈で語られると、とたんに色あせて見えてしまいます。

SEOの文脈


この記事でいうSEOの文脈というのは、一言でいえば上位表示です。

検索エンジンの検索結果で上位に表示される為に、様々なサービスを利用することもあるでしょう。
新サービスがリリースされると、そのサービスを利用してSEOのプランが構築されます。
従来よりも効果が高いだとか、無料で利用出来るだとか。

売上を考えればSEOは重要ですし、SEOの結果として上位に表示されて利益を得る事は当然です。
ですが、用いられたサービスはただのSEOの為の道具となり感動も楽しさも感じられません

他の側面

SEOを上位表示だけではなく言葉どうりの『検索エンジン最適化』と捉えた使い方は、抑制が利いており不快に感じないように思います。

例えばユーザーに気に入ってもらった結果リンクが張られる事を意図して情報を発信したりと、サービスの向うにいる人に働きかける使い方です。
相手が人間である事を理解した使い方は、それほど不快にならないはずです。

ビジネスの文脈


この記事でいうビジネスの文脈というのは、一言でいえば売上アップしか考えない利用方法です。

Twitterが儲けに繋がるとか、Facebookで顧客を囲い込めるとか。
ひたすらアフィリエイトの内容を呟くような使い方もあるでしょう。

基本的にユーザーの事を考えな一方的な使い方であり、そのサービスを自社の為のサービスとしか見ていません。
そのサービスには他者もいるのにです。
はたから見れば独りよがりで思惑がどぎつく、不快に感じられるでしょう。

他の側面

ビジネスの文脈にはもちろん様々な面があります。
前述のソーシャルサービスを例に挙げれば、コミュニケーションツールとしての利用です。

通常企業と顧客は一対一の関係になることは難しいと思います。
その困難を克服し、企業が個人と直接繋がる場所としてサービスを利用できるでしょう。
売上アップと言うよりはブランディングやファンの獲得、顧客満足の向上などが考えられます。

こういう使い方であれば、不快に感じられないはずです。

蜘蛛の巣に絡めとられた蝶


どのような意図によるどのような方法であれ、上手くユーザーを操る事が出来ていれば問題は発生しないのかもしれません。
しかし、少しでも不快感を感じればユーザーの感情は一変します。

重要なのはSEOやビジネス目的で利用している本人だけではなく、そのサービスを楽しむために使っている人の楽しさを失わせるという点です。
「ああ。このサービスはこういう利用の仕方をされるのか」と感じたとたんに、楽しさは色あせてしまいます。

楽しさが失せたサービスは、蜘蛛の巣に絡めとられた蝶のようにその輝きを失うでしょう。

結び


かなり偏っている内容ですが、実際に感じていたことでもあります。

新サービスがリリースされる度にそのサービスを利用したSEOやビジネスの手法が巷に流れます。
一部ではその手法を用い、誇大広告を打って営業をかける会社もあります。
または、そのツールを利用してひたすらゴミのような情報を垂れ流していたり。

もちろん、結果的に利益が出れば良いという考えを否定はできません。
ですが同様に、それらの利用方法が楽しさを殺すという考えも否定出来ないはずです。

もっとも、人の迷惑を考えずに利益を追求する行為に楽しみを感じる場合には、この限りではありませんが。

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