2011年6月1日水曜日

スマートフォンサイトはガラパゴス携帯サイトに向かうのか?

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個人的にはあまり好きではないスマートフォンサイト。
しかし対応したとたんにコンバージョンが上がるサイトもあったそうで。

とはいえ、別の視点から見ると日本のスマートフォンサイトは結局の所ガラパゴスと揶揄される携帯のサイトに戻って行くのかもしれません。


新しいスマートフォン


少し前に、ソフトバンクが『AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH』を発表しました。
その特徴は、スマートフォンにガラケーのテンキーが付いた折り畳み電話というものです。

別にスマートフォンがタッチパネルでなければならないとは思いませんが、それでも新しいインターフェースでなく旧来のガラケーに合わせた点は大きな特徴だと思います。

新しいスマートフォンではありますが、日本でヘビーな携帯電話ユーザーとしては嬉しい造りかもしれません。
なぜなら、慣れや習慣は非常に強い力を持っているからです。
操作方法を学習する事無く、新しい機械を扱えるのですから。

ユーザー層が変化する


現在スマートフォンを持っている人は、あくまで『新しい機械』として使っているかと思います。
新しいからこそ、インターフェースやサービスや筐体そのものなどを学習する意欲がわいて使用しているわけです。

言い換えれば、現在スマートフォンを使用している層はガラケーとは違う使い方を自然と容認しているはずです。
ガラケーで出来た事が出来なくても良い、といった感じですね。

しかし、もしもガラケー型スマートフォンが現在のガラケーユーザーに受け入れた場合。
一気にスマートフォンのユーザー層は変化すると思われます。

アウンコンサルティング株式会社のプレスリリースにある日本国内におけるスマートフォン利用動向調査 (2011年2月)によれば、ガラケーユーザーの数はスマートフォンユーザーの10倍ぐらいのようです。
つまり、このうちの1割以上がガラケー型スマホに魅力を感じれば、ガラケーに馴染んだユーザーの割合が一気に増えます。

スマートフォンサイトのガラケーサイト化


WEBサイトは基本的にユーザーの利便性を重視して作成します。
使われないサイトを作っても意味はないですから。

であれば。
仮にガラケーの操作に馴染んだスマホユーザーが増えた場合、とるべき道の1つはガラケーと同様の枠をもったサイトではないでしょうか。

画像の動画の質や多様なアプリなど提供する素材は新しくとも、ガラケーの枠の中に押し込めて(あるいは合わせて)サービスが提供されるという形です。
例えば、テンキー操作やボタンの複数回押しによる文字の選択、常に上下にしか動かない表現等々。

この意味では、スマートフォンはPC+電話の延長線ではなく、ガラケーの延長線上に位置しガラケーに類する進化を遂げるとも考えられます。

結局ガラケーに戻る


巡り巡って、と言う程遠くに位置していたわけではないでしょうが。
新しい機器を新しい使い方でという方向性ではなく、新しい機器を従来の使い方でとなった場合。
この時点で国内と国外では異なる方向に進まざるを得ません。

これが良い事なのか悪い事なのかは分かりませんが、独自進化によるOSアップデートや世界標準アプリ導入などが難しくなるのではないかと心配です。

また、ガラケーに形が近い事でスマホを身近に感じられる反面、スマホ特有のPCの様な扱い方を意図的に無視する造りになる気もします。

結局、ガラケーと呼ばれた時と何ら変わりない状態になるのかもしれません。

結び


今回の記事は、小さな情報を得て、それを想像で広げて書いた記事です。
確たる根拠のある話しではありません。

しかし、ユーザーの数というのはやはり強い要因ですので、どういうユーザーが増えるかが進む道を決めるのではないでしょうか。
非常に魅力的な提案型の機器が出現したとしても、一時の影響力でしかないかもしれません。

ガラパゴス携帯と書いていますが、フィーチャーフォンという名称もあるそうで。
どちらかといえば、モノの名前としてはフィーチャーフォンの方が良いような気がします。
ガラパゴス携帯が状況から名付けられたのに対し、モノ自体の分類による名前に近いと思うためです。
結果、普遍性があるかと。
しかし、この記事ではガラパゴス携帯という言葉で、再び閉じた方向に向かうという趣旨を表したかったので、ガラパゴス携帯と表記しています。

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