2011年8月26日金曜日

白と黒とグレーの三角関係

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白さと黒さ。これは相反する要素ながら互いに必要な要素です。そしてグレーは両者を前ぜ合わせた色。
互いを有効に利用できれば、相手に意図したどおりのイメージをみせることが可能です。


黒を引き立てる白。白を引き立てる黒。


まずは、黒と白について。黒と白を最大限に表現するにはどうすれば良いか?方法はごくごく単純なものです。

黒を黒く見せるには白が必要。白を白く見せるには黒が必要。

人間の感覚は相対的なものなので、白さを感じるには黒い比較対象が必要ですし、黒さを感じるには白い比較対象が必要というわけです。もちろん単色でも黒は黒ですし白は白ですが、単色の状態よりも「白い白」や「黒い黒」を表現するには両者の対比が効果的です。

黒と白以外の対比

黒と白以外でももちろん対比は可能です。一般に補色と呼ばれる組み合せであればお互いに強調しあい色を強くすることができます。ただ、白と黒も同様ですがどぎつい対比は目に痛いものです。

目がチカチカしたり、場合によっては傷みを感じる場合もありあす。そういった効果を求めているのであれば別ですが単に強調する目的であれば彩度や明度を下げて目的とする効果を狙う方が良いでしょう。

グレーの役割


白と黒は互いに引き立て合う。では、両者を混ぜ合わせたグレーは?

グレーは無彩色のため、白黒に限らず様々な色の間をつなぐ色と言えます。

通常色はそれ自体に色相と彩度を持っています。色相はいわゆる赤や青などの色味の違いであり彩度は鮮やかさですが、グレーにはこれらがありません。あるのは明度のみ。それだけに他の色に影響を与えることがありません。むしろ、グレー自体が他の色の影響を受けます。

つまりグレーを使う事で、一つの画面に対比のきつい部分ときつく無い部分を他の色に影響を与える事無く作り出す事ができます。また、もう一色欲しいけれど色のバランスを崩したく無い時などにも有用な色です。

色味を持つグレー

グレーに色味は無いと書きましたが、実際には持たせることができます。たとえば、グレーにほんの少量の黄色を加えてかすかに黄色を感じさせるグレーを作るなどです。

前述のようにグレーは他の色の影響を受けやすいので少量でも他の色が混ざると色味がでます。しかし、他の色と喧嘩しにくいグレーの特性も残っています。品よく仕上げたりかすかなアクセントが欲しい場合には、グレーに色味を持たせると良い効果が得られるでしょう。

一つの実例


白さと黒さを強調してどぎつくする。そしてグレーで中和。この方法を利用した実例を一つあげますと、今回ブログのヘッダーデザインさせていただいた@pacificusさんの「無料SEO対策のススメ」のヘッダーが該当します。

具体的には白と黒の集中線の部分です。基本的に遠近法を利用しており、白黒グレーもその一部として使用しています。

白と黒をどぎつく対比させた部分を辺付近に用いりことで、他の部分よりも手前に感じさせます。そして線が集中する部分を奥に追いやる為にグレーを用いて白黒の強さを薄めます。結果として奥から手前へという流れを作り出す事ができます。もしもこれを逆にすれば、集中線の集まる部分が手前に尖って見える事でしょう。

自らの意図する表現を明確にして最適な方法を用いれば、白黒グレーの3色で可能な表現もあるということです。

関連記事

パシフィカスさんが今回のヘッダーデザインについての記事を書かれています。


余談ですが、顔文字のあるリンクを張ったのは初めてかもしれません。この顔文字のアンカーが増えると検索で出てくるようになるのかもしれませんね。

2011.8.27
先ほど「d(。ゝ(ェ)・)」で検索したら既に1位になっていました。

結び


対比は色だけではなく様々な要素、あるいは事象に対して有効です。

普段何となく利用したり影響を受けたりしていますが、意識的に使えば非常に有効な方法です。基本的に錯覚を利用しますので、興味のある方はトリックアートなどを見に行くことをお薦めします。ぼんやり干渉している時とは違い、意識すれば多くの技法が学べるはずです。

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