2011年8月8日月曜日

iMac内蔵AirMacでEye-Fiを設定:メモ

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満を持して購入したEye-Fi。しかし、事前の確認が足りなかったせいで大きく躓きました。
今回はEye-Fi使えるようにした際のメモ書きです。かなりの長文になりました。


Eye-Fiとは


Eye-Fiとはデジタルカメラで撮影した写真を無線でモバイルやPCにほぼリアルタイムで転送できる機器です。

詳細はEye-Fiを販売しているアイファイジャパンのサイトで確認できます。今回購入したのはEye-Fi Mobile X2 8GB+Wi-Fiです。

利用の目的

今回は個人的な利用目的による購入でした。

デジタルカメラからiPadにリアルタイムに写真を転送することが、最大にして唯一の目的です。そのためEye-Fiのダイレクトモードが利用できればよく、無線LANによるPCやWEBへのアップロードも必要としていません。

つまり、この記事はダイレクトモードを使えるようにするための事しか書いていませんので、予めご了承下さい。

前提状況


Eye-Fiの設定には無線LANが必要になります。加えて、その無線LANは当然WEBに繋がっていなければなりません。

ですが、私には無線LANの環境がありません。そこで、iMac内蔵のAirMacを使う事を考えました。今回の記事の発端はまさにここで、仮に無線LAN環境を整えていればほとんど苦労は無かったと思います。

なお、今回の記事はメーカーが想定している手順ではありませんしターミナルを使うので自己責任でお願いします。楽に、安全に設定したいならば無線LAN環境を整える事をお薦めします。

事前準備


まずiMac内蔵AirMacを使えるようにしなければなりません。手順は以下の通り。

  1. 「システム環境設定」より「共有」へ移動
  2. 「共有」内の「インターネット共有」をクリック
  3. 「共有する接続経路」のプルダウンから「Ethernet」を選択
  4. 「相手のコンピューターが使用するポート」の「AirMac」にチェック
  5. 「AirMacオプション」ボタンをクリック
  6. 「チャンネル」プルダウンから「自動」を選択
  7. 「暗号化」にはチェックを入れないで「OK」をクリック
  8. 「インターネット共有」の左横のチェックボックスにチェックを入れる

以上で設定終了です。

AirMacのリスク

今回の設定では暗号化をしていませんので、AirMacを通して誰でもアクセスできる状態になります。また、暗号化を行ってもWEPという暗号化方式では脆弱なため安全ではありません。

設定が終わりましたらすぐに「インターネット共有」を解除した方がいいでしょう。

DHCPタイムアウト

上記の設定ができればそのままEye-Fiの設定ができそうなものですが、実際は「DHCPタイムアウト」というエラーが出て先にすすめません。もどかしい...。

しかし、「DHCPタイムアウト」のエラーがAirMac設定後にでるということは後述する手順で設定ができるともいえます。

Eye-FiをAirMacで設定する手順


まずはEye-FiをiMacにUSBで接続。

後は説明書とインストーラーの手順どうリにすすめて、Eye-Fi設定ソフトをインストールします。接続設定を行い「DHCPタイムアウト」が出る所まで行きます。
さて、問題はここから。

bootpd.plistの表示方法

結論から言えばbootpd.plistの特定の行を変更すれば良いのですが、いくつかのサイトではテキストエディターで編集と書いてあるだけした。しかしこのbootpd.plistがどこを探しても見つかりません。どうやらインターネットの共有をしている時だけ生成されるようなのですが、共有していても見つけられませんでした。

見つけられなければ、ターミナルでの変更が必要になります。

この辺りの工程は、「RICOH CX2+Eye-Fi(+MacBook)でノンストレス環境セットアップ…でハマる」という記事の中に詳しく書かれていますので、そちらのブログさんを参照してください。

なお、この時点で躓いたのがターミナルの操作が分からないという点です。

基本的に$マークは無しでまずは「sudo cp /etc/bootpd.plist /etc/_bootpd.plist」を記入しenterを押します。この際コピペだと空白などがおかしくなる恐れがあるので、手打ちで入力した方が良いようです。

enter後に特に反応もないのですが、次の行に移動しますので「sudo vi /etc/_bootpd.plist」を入力します。これでbootpd.plistの中身が表示されます。

bootpd.plistの変更方法

ターミナルを使い慣れないと、変更の方法すら分かりません...。

viエディタの使い方」というところで基本的なコマンドが載っていますので、詳細はそちらを参照のこと。なお、単純なことですが「:q!」と書いてあれば「:」「q」「!」と順番に入力するだけです。ショートカットなどの同時押しではありません。

行の移動もマウスではできないようなので、十字キーで地味に移動したほうが無難です。目的の場所まで行き4を0に変更すればあとはescで編集モードから抜けて、保存して終わりです。

Eye-Fi設定ソフトの設定

ここまでくれば、Eye-Fi設定ソフト画面にもどり接続をもう一度行います。今回はすんなり行くでしょう。後は流れのままに進めばOKです。

ダイレクトモードの設定は歯車のマークの所から行ける場所にあります。詳しくはアイファイジャパンのサイトにダイレクトモードの説明がありますのでそちらをどうぞ。

ダイレクトモード使用のための設定

なお、今回はダイレクトモードのみが必要なので無線LANの設定はこの時点で削除しました。理由は、無線LANがあるとそちらが優先になる為ダイレクトモードが機能しない為です。

この情報は「Eye-Fi X2の「ダイレクトモード」を試す」という記事で知りました。

ここまでで一応作業は一段落です。が、iPadで使う為にはまだ一手間かかかります。

iPadの設定


iPadでEye-Fiを使う為にはiTunesでEye-Fi専用アプリ(無料)を落とす必要があります。「Eye-Fi」で検索すればすぐに出てきますので早速インストール。

ここでまたもや個人的事情により問題が発生しました。私のiPad(初代)には3Gがついていません。つまり、iPadの設定でもiMac内蔵のAirMacに頼らざるを得ません。

しかし、接続が確立できませんでした。

bootpd.plistの再設定

以前AirMacで接続したことがあったので、できないはずは無いと考えて以前との違いを確認。今回のbootpd.plistの書き換えが怪しいと考えました。

やむを得ずbootpd.plistの設定を先ほどと同じ手順で行い、0を4に戻して保存。思い通りに接続ができました。今後Eye-FiからPCやWEBにアップロードする事は無いので、元に戻してbootpd.plistの変更作業は完了です。

Eye-Fiアプリの位置情報の許可

WEB経由でEye-Fiのサイトに接続し設定を完了。この時に位置情報について許可するかどうかを聞かれます。この場合、位置情報の利用を許可しておいた方が良いようです。

でなければ、撮影してもEye-Fiの画面に写真が表示されませんでした。もっとも、許可していない場合しきりにアラートが表示されるので、アラートを消す意味でも許可を出した方がよいでしょう。

なお、設定というのはiPad自体の設定ですので「設定」から「位置情報」に入り、Eye-Fiアプリに許可をだせば解決です。

接続先の設定

全ての設定が完了し、いざデジタルカメラにEye-Fiを入れて撮影!してもなにもおこりません。当然ですが、接続先がEye-Fiでなければまったく意味はありません。

「設定」より「Wi-Fi」を選択し、かつカメラの電源が入っていればEye-fiが表示されていますので、そこを選択。これでようやく使えるようになります。

写真の保存先

撮影した写真は、iPadの「写真」と「Eye-Fi」の両方に保されます。見る時はどちらを見ても良いでしょう。拡大もできますし。

なお、「写真」のほうの画像を消すとEye-Fiの方の同じ画像が消えます。使い方にもよります注意が必要かもしれません。

結び


環境さえあれば非常に簡単に使えるようですが、今回はその環境が不十分だったために手間がかかりました

記事内容は「そんなことしらないの?」的な事が多いとおもいますが、実際躓いたのでそのままの内容で書いています。例えば、内蔵AirMacを使う方法を調べていても、AirMac Expressを使う方法が普通なので情報がすぐに見つかったわけではありませんでしたし。

同じように、あまり知らない人が情報を探すお役に立てれば幸いです。

まだちゃんとした撮影で使用していないので、実際Eye-Fiが使えるかどうかはわかりません。しかし、ちゃんと動いてくれれば有線でカメラに繋ぐ必要がなくなり、かつ取り込みボタンを押す必要も無くなります。二手間分は確実に楽になるでしょう。

使用機材一覧

最後に使用機材一覧を念のためメモ。無線ルーターを買い足したりしていません。

  • Eye-Fi Mobile X2 8GB+Wi-Fi
  • iMac(Mac OS X Leopard)
  • iPad(初代)

なお、RAW画像も転送したい場合には、Eye-Fi Pro X2 8GB EFJ-PR-8Gが必要です。今回の私の用途には不要の機能でしたが、必要な機能であるならば選択肢はEye-Fi Pro X2 8GB EFJ-PR-8Gしかありません。

2011.9.2
Eey-Fiを実際に使ってあとで、注意点などをまとめました。参考にしていただければ幸いです。

Eye-Fi使用時の注意点


 

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