2011年8月3日水曜日

WEBサイトにおける文章の役割

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最近思うところがあり、つらつらと考えている事を忘備録的に。
テーマは、WEBサイトにおける文章の役割。結構な長文です。


サイト構成する要素


サイトを構成する基本的な要素は文字(テキスト)と画像です。この2つ無しにはサイトとして成り立ちません。

文字と画像は共に内容を説明するために使用されますが、単独でなく複合的に使われていることが多いと思います。文字だけ画像だけというサイトはそれほど多くは無いでしょう。

どちらも人に情報を使えるために有効に使われている要素です。

画像の力

画像は多くの情報を持つ事が出来ますが、その情報は主観に非常に左右されやすいものです。

例えば、美味しそうに撮影された白いご飯の写真があったとして。ご飯が好きな人と嫌いな人が得る情報は違います。ご飯好きなら「美味しそう」や「お腹が減ってきた」になるでしょう。ご飯嫌いなら「まずそう」や「ああ、ごはんね」と関心すら示さない可能性もあります。

画像は文字よりも力がある要素ですが、使い方を間違えると目的の達成とは真逆の結果を招く危険性もあります。

文字の力

では、文字の力の力の特徴とは?

画像ほどの衝撃的な力はない反面、誰に対しても同じように情報を伝達しやすい事です。

前述のご飯を例に出せば、画像のご飯は美味しそうなご飯である事しか分かりません。果たして、米を見てほしいのか、器を見てほしいのか、それとも撮影に使ったカメラか、画像を作った会社の宣伝なのでしょうか。画像から細かい事はわかりません。

しかし、文字であれば簡単です。「美味しいご飯のための特別なお米です。ぜひ一度おためしください。」などと書けば良いのですから。伝える側の意図は明確に伝わります。

ただ、画像の場合と同様の問題を含んでいます。
例えば、「青」と書いてもどんな青なのか分かりません。より細かく「群青」と書いてた場合、相手が群青を知らなければ意味はありません。場合によっては、青系統の色の事だと言う事も分からなくなるでしょう。

画像と文字の関係は、あくまで比較に比較に過ぎません。が、それでも文字の方が正確な情報を伝達できると思います。

WEBサイトの文章


基本的に文字の多いサイトは、文字でサイトの目的を果たせるように考えています。当然ですね。

では、文字でサイトの目的を満たすというのはどういうことなのか?一言でいえば「相手の心を動かす」ことです。より具体的に言えば、言葉の使い方や見せ方で相手の心を動かし、サイトの目的を満たす行動をとらせるのです。

例えば。

サイトの種類ユーザーに期待する行動
企業のサイト会社の認知
商品を売るECサイト商品を購入
情報を発信するニュースサイトニュースの伝達
アフィリエイトサイトリンクをクリック

適当に上げてみましたが、文章中心でこのようなサイトがあった場合には上記のようなアクションをさせなければなりません。このように、文章を書くという単純な行為に役割の重要性は決して低くはありません。むしろ、とても重要です。

文章で心を動かす事がどれほど難しいかは、普段の会話を考えれば明白です。身振り手振りや表情、時には小道具を使っても相手に自分の意図が簡単に伝わらないのですから。WEBサイトでは、その主たる役目を文章が担うのです。

文章の専門家

WEBサイトを作る場合、コピーライターに依頼する場合もあるでしょうが、大きな会社でも無い限り全てのサイトに対してコピーライターがチームに加えられているとは思えません。

では誰が文章を書くかと言えば、私が聞いている範囲ではWEBディレクターやWEBデザイナーです。一度だけ営業職が文章を書いていると聞いた事がありますが、例外的な事例でしょう。たぶん。

文書の専門家というものは、その成果物の善し悪しが非常に判断し難いものだと思います。成果を残した有名なコピーであっても、素人でも書けると思われることもあるでしょう。文章を書くという行為が、誰にでもできる点であることが問題だと思います。

もっとも、実際はのところ誰でも書ける代物ではありません。前述の「心を動かす」文章を素人が簡単に書けるかを考えれば明白でしょう。

文章は重要


文章は重要です。今さら言うまでも無い事でしょう。しかし、現在認識している以上に重要なのだと思います。

こうしてブログを書いていますが、書けば書く程力の無さを思い知ります。もっと力のある文章を書けなければWEBサイトを作る事など出来ないとすら思ってしまいます。今回は触れていませんが、デザインの力も大きな物です。しかし、デザインに比べて軽視されがちな文章にしっかりと意識が向けば、不安感を感じずにはいられないはずです。

時々目にした覚えがありますが、基本的に「あなたの書いた文章を読みたい人は誰もいない」というのが現実です。その現実を踏み越えて文章を「読ませる」事が必要なのです。

この困難さをどれほどの方が理解しているのか...。

SEOの視点は後回し

この記事で書いた文章の重要性は、SEOにおける文章の重要性に勝るはずです。

最近では否定的されているようですが、SEOを意識して文章内にキーワードを散りばめたり、文章構成をSEO中心で考えるべきではありません。サイトの目標はユーザーに対する働きかけであり、検索エンジンへではないのですから。

SEOへの意識をないがしろにしろという意味ではありません。ただ、SEOだけを考えて文章を書きアンカーテキストを決める事が良いとは思えません。

とはいえ、恐らく腕の立つSEOの専門家にかかればSEOを中心に考えてもユーザーの心を動かす事が出来るのかもしれません。仮にSEOを核にしてユーザーに効果がある文章が書けるなら、それはなんら否定されるべき方法ではありません。

結び


つれづれに書いてきましたが、「文章の力をつけたい」というのが結論です。全くゴールの見えない道ではありますが。

どれほど気を付けていても一向に思い通りに行きません。簡単に言えば、自分の書いた文章で心が動かないのです。もちろん、私はコピーライターではありません。が、サイトを作る以上文章を書く工程をなくす事はできません。であれば、今よりももっとコピーライターに近づかなければならないと考えています。

今回の記事は記事内に画像が無いうえに長文です。もしもここまで全て読んで頂けたのであれば、書いた本人としましては少しは文書が上達が出来ているのではと実感できる状況です。

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