2014年10月18日土曜日

スマホ位置情報による検索結果とサイト内容の考察

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先日一般の方にインタビューできまして、その際に得た視点をメモ的に。

来店がCVのサイトには多少役に立つかもしれません。といっても、常識的なことかもしれませんが。


位置情報調整


先に簡単にご説明。この記事で触れる「位置情報調整」というのは、スマホのGPS機能によりユーザーの地理的な位置を特定し、検索結果に反映することをさしています。

たとえば、大阪駅で「ランチ」で検索するのと東京駅で「ランチ」で検索するのとでは、表示される店舗のサイトが違うということです。詳細は以下のGoogleのヘルプをどうぞ。

[Google設定] での位置情報

地名と絡めるローカルなクエリの場合は導線として期待できるのですが、一概にそうとも言えないことがインタビューで感じました。

現地に行く前に調べる


食べ歩き好きの方などですと、地域だけなく具体的なお店自体が目的になります。この場合調べるのは現地に行く前ですから、スマホメインでネットに触れる方でもローカライズは全く意味がありません。

事前調査の場合は店舗サイトだけではなく、雑誌やWeb上の口コミをしらべるため検索行動自体は活発になるでしょう。この段階を「旅行前の楽しみ」として高いモチベーションで過ごすと思われますから、相当数の文字数でも読まれると思います。

店舗のサイトで遠隔地の方がターゲットに含まれる場合は、いかに豊富な情報をだせるかが重要になるはずです。

近隣情報の重要性の判断

来店に影響するような豊富な情報として思い浮かぶのは、近隣の紹介というのが多いでしょうか。

しかし、前述のお店自体が目的の場合は有効とは思えません。店舗内の情報密度を上げる方がユーザーの文脈に合うはずです。例えば店内の内装の細かいところや席に座った際に見える景色、食器へのこだわり、コンロや調理器具などの厨房の詳細などなど。来店した際に「ネットでみたアレがコレなのか!」とう話のネタ作りにもつながると思います。

もちろんアクセス情報は詳細にするべきですが、近所に公園や神社があるなどは重要性が低いです。子供連れで店外で待つ場合を想定した文脈であれば問題はありませんが、文脈に沿わないものは邪魔にすらなるかもしれません。

検索エンジンを使わない


食べ物のジャンルに限ればグルなびや食べログやグルーポンで調べるので、Googleなどの検索エンジンを使わない可能性も高いです。

グルーポンはすこし以外でしたが、その方自身や周囲では頻繁に使われていました。ファンにつなげづらい印象があるクーポンですが、少なくとも初手としての有効性は健在の模様です。

この場合は楽天市場と同等の視点で考え、サービス内の広告による露出が効果的に思えます。

現地で調べる


ではスマホで現地で調べないのかと言えば、当然調べます。計画性が乏しい方や、お店が目的でない場合はむしろスマホでの検索を行うはずです。

この場合、具体的なお店を目的にはしていないので、お店の特徴が分かりやすくでていることが重要です。実際に検索結果を見てスニペットや表示されたページを確認し、ユーザーの文脈(この場合はクエリ)に沿うように調整すると良いでしょう。

サイト内でも店を知らない方が店の特徴を掴めるように、短い文章による特徴の訴求が必要です。画像によるイメージショットもいいですが、スマホでの利用を考えるとランディングページには文字を主体に詰めた方が離脱が少ないかもしれません。

この辺りはユーザーの属性やお店の特徴、なによりサイトの作り方次第ですので一概には言えませんが。

ついで買い的な検索

目的のお店を出た後お茶だけ飲みたい場合もあるでしょうから、飲み物が主体のカフェなどはスマホ検索の恩恵があると思われます。

この場合は店舗所在地の明示が必要ですが、駅から◯分などの目印となる場所からの距離表示が効果的だと思われます。遠方から車以外で来る場合は駅が起点になる場合が多いためです。

車で旅行となると駐車場の有無が重要になります。ここでもう一歩進めるなら、車の運転で疲れた体を休めるような訴求ができればよいかもしれません。目的の店舗ではないので気が抜けている状態でしょうから、リラックスした状態を提供できるような方向が文脈に沿っていると思います。

結び


思い出すまま、思いつくままに書いてみました。書きながら「ユーザーの文脈」という部分がやはりポイントかなと思います。

スマホ最適化というのはよく言われますが、個人的には相当に抽象的に思えていまして「各サイトの運用の結果や事前の綿密なユーザー調査でようやく形にできるはないのか?」という考えが拭えませんでした。

しかしインタビューをすることによって、ジャンルを絞ればある程度信頼できる文脈が検討できるのではとも思えました。

文脈は人の数だけ存在しますし、ある程度にまとめてもいくつかに別れてしまい、文脈自体の特定が難しいです。
これらのどこに主眼を置くかというのは経営判断に属することで、作る側が決めることではありません(残念ながら作る側が決めなくてはいけないことも多いと思いますが)。この判断によって更に絞れるとは思います。

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