2015年6月6日土曜日

相手に困難さを伝えること

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仕事のやり方というのは変化していくものですが、なにも作業的な部分に留まるものでもありません。

例えば、相手に何を伝えるかということ。

私の場合はご依頼者の存在があってはじめて仕事が成立しますから、メールなり電話なりでやり取りが発生するわけで、そこに何を含めるのかという中身も変化してきています。

今回はそうして変化してきた中の一つをテーマに挙げた短い記事です。

相手に作業の困難さを伝える


どんな人でもということはさすがにないと思いますが、「大変だったけれどなんとか完成させた」という主張をしてはいけないという考えは、わりとあるのではないでしょうか。

私自身に関して言えば、仕事をはじめた当初は「自分の苦労は依頼者に関係がない。納品物がすべて。」のように考えていました。
たまに見かけますが、「頑張りましたと言う奴はダメだ」や「裏側の努力を見せないのが美徳だ」みたいな感覚と同種ですね。

しかし、現在は必要に応じて「頑張りました」「難しかったです」「難儀しました」というように困難さをお伝えするように意識しています。

相手は何が何やら分からない


理由は簡単で、「納品物だけで判断してくれ」というのは傲慢な考えではないかと思ったからです。

同業ならいざ知らず、デザインやコーディングで困難だった部分など普通は分からないでしょう。仮にご依頼者が同業であったとしても、各々のスキルや環境など多くの要因で困難な部分が変わるはずです。

納品物の対価としてお金をいただくお仕事ではありますが、打ち合わせや提案など納品物のでき上がる過程も請求額に含まれる以上、困難であったことを伝えるのも必要なことではないでしょうか。

もしも、困難であると伝えないにも関わらず裏側で愚痴をいうようになると、問題発生に繋がりかねません。
伝えないことで相手に持ってしまった不満の影響で、発する言葉の端々に悪意が滲み、指示を曲解して害意があるように感じてまう可能性も少なくないはずです。

「頑張りました」と一言付け加えるだけで双方楽になるのなら、付け加えた方が良いと考えた次第です。

結び


とはいえ、現実として「言えない」「言うべきではない」「言わない方がよい」「言う必要がない」などの場合や、言うべきだったとしても言われた側が不快に感じる可能性も当然ありえます。

ですからここでの主張は、「困難さを伝えるという選択肢を排除しない」というあたりが現実的な落としどころかと思います。

いうまでもないと思いますが、「頑張った私をほめて!」「頑張ったんだから恩に着て!」という意図での行動は論外です。意図はなくともそう思われるようなら黙っているほうがまだマシでしょう。

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